フリーランス案件獲得における商流・単価課題の克服

40代 システムエンジニア

フリーランスとして案件を探す中で、特に大きな課題として感じたのはフルリモート案件の少なさです。とりわけ関西圏ではその傾向が強く、地理的な制約によって選択肢が大きく限定される状況が続いていました。

案件獲得の場である面談も、実態としては業務内容や条件を詰める商談に近いものですが、リモート面談でカメラをオフにしたまま対応されるなど、十分な信頼関係を築く姿勢に欠けるケースも一部で見受けられました。また、市況やタイミングの影響もあるとは考えていますが、全体的に単価水準が以前より下がっている印象もあります。

加えて、多重下請け構造による中間マージンが不透明なまま契約が進む点は、フリーランスにとって大きな不安要素です。本来であれば、商流や中抜き額について一定の情報開示が制度として整備されるべきだと感じています。さらに、関西圏では技術や開発手法を積極的に刷新していこうとする動きが弱く、実質的な価値提供をしていないSIerが影響力を持っている点にも課題意識を持ちました。

こうした環境に対し、地域や商流に依存しすぎないよう視野を広げ、関西圏外やフルリモート前提の案件にも積極的に応募することで対応してきました。今後も自身の技術力や提案力を磨き、より健全で透明性の高い取引環境で価値を提供できる働き方を目指していく予定です。