40代 運送業
開業当初、個人事業主として最も苦労したのは収入の不安定さでした。繁忙期は仕事が集中し高収入を得られる一方、閑散期には案件が激減し、月ごとの売上差に強い不安を感じていました。特に、開業直後は経験不足から「依頼は断らない方が良い」と考え、単価の低い案件や移動距離の長い仕事も受けてしまい、結果的に労働時間の割に手元に残るお金が少ない状況が続いていました。
そこでまず取り組んだのが、売上ではなく利益を重視する意識改革です。日々の走行距離、稼働時間、燃料費を細かく記録し、案件ごとの実質利益を可視化しました。そのデータをもとに、利益率の低い仕事は勇気を持って断り、代わりに複数の元請けや配送形態と契約を拡大。結果として稼働日数が安定し、精神的な余裕と安定収入を両立できるようになりました。

