30代 小売業
資金繰りで最も苦労したのは、売上拡大とキャッシュフローのタイムラグです。Amazon販売では売上は立っていても入金までに時間差があり、さらに在庫を先行して仕入れる必要があるため、利益が出ているにもかかわらず手元資金が逼迫する局面がありました。特に年末商戦前に仕入れを拡大した際、在庫額が一時的に大きくなり、想定以上にキャッシュが固定化されるという課題に直面しました。
この対策として、月次で資金繰り表を作成し、在庫回転率と入金サイクルを可視化しました。また、仕入れ基準を「粗利額」だけでなく「回転期間」も重視する方針へ変更し、長期滞留リスクの高い商品は比率を抑えるよう改善しました。加えて、生活費6か月分とは別に事業用の安全資金を確保し、突発的なアカウントリスクや返品増加にも耐えられる体制を整えました。
現在は、売上規模の拡大よりもキャッシュ効率を優先することで、安定した資金繰りを実現しています。

